鹿児島の夏を彩る「おぎおんさぁ」。
約400年の歴史を誇り、悪疫退散や商売繁盛を願って続いてきたこのお祭りは、鹿児島の夏の風物詩として多くの人に親しまれています。
見どころは、伝統衣装に身を包んだ人々が市街地を練り歩く壮麗なご神幸行列。きらびやかな神輿や行列が街を進む姿は迫力があり、一度は見ておきたい光景です。また、夜にはステージイベントや屋台、さらにイルミネーションも楽しめ、昼と夜で異なる賑わいが味わえるのも魅力のひとつです。
会場は鹿児島市の中心部・天文館周辺。期間中は交通規制が行われるため、公共交通機関での来場がおすすめです。
鹿児島ならではの伝統と夏の熱気を感じられる「おぎおんさぁ」。ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。
●2025年 開催概要
宵祭(前夜祭):7月19日(土)
中央公園やセンテラススクエアにて、神輿・傘鉾・山車の展示やステージイベント、縁日屋台などを一堂に展開 。
本祭(ご神幸行列):7月20日(日)
天文館電車通りを中心に、御所車・十二戴女・傘鉾・七番神輿を含む大人神輿10基、子供神輿・稚児花籠など、約2,000~3,000人が2km超を巡行 。
公式サイト:
https://ogionsaa.jp/
※詳細は公式サイトをご確認ください。
●魅力とハイライト
壮観な行列:平安時代の雅を感じさせる装束で、豪華な神輿や山車が天文館を埋め尽くし、荘厳さと活気に満ちた風景が広がります 。
多彩な装飾:傘鉾、十二戴女、御所車、そして重厚な七番神輿などが、夏の街を色彩豊かに彩ります 。
市民が主役:地元の担ぎ手から子供まで、老若男女が参加し、地域一体となった華やかさと一体感が魅力です 。
●伝統と由来
祇園祭を起源とし、素戔嗚尊(スサノヲノミコト)を祀る祈願祭として、古来より疫病除けと健康祈願の意味があります 。
「おぎおんさぁ」という名は「御祇園様」の鹿児島弁で、各地を巡行する姿が由来とされます 。
●楽しみ方ガイド
宵祭で予習:展示や屋台、ステージなどで祭り気分を先取り。美味しい地元フードも楽しめます。
本祭は絶好の撮影機会:天文館電車通りにて、華やかな行列や担ぎ手の熱気を撮影するのにぴったり。フォトコンテストも開催されます 。
参加型体験:稚児行列や担ぎ手として参加することで、祭りの一体感をより深く感じられます。
●アクセス・注意点
開催地:鹿児島市東千石町〜天文館エリア(歩行者天国となります) 。
料金・駐車場:観覧は無料。近隣に公共駐車場は少ないため、できるだけ公共交通機関利用を。
交通規制:特に本祭当日は天文館周辺で交通規制が敷かれます。早めの移動がおすすめです 。
●おすすめポイント
長い歴史と伝統に裏打ちされた、鹿児島を代表する夏祭り
迫力ある神輿と華麗な行列、祭り気分を存分に味わえる行事構成
宵祭から本祭まで2日間、地元ならではの魅力が詰まったプログラム
おぎおんさぁ2025は、7月19日(土)宵祭、20日(日)本祭で開催予定。
鹿児島の夏を五感で楽しめる一大イベントです。ぜひ、浴衣で出かけ、祭りの熱気と地域の息遣いを満喫してください!