●開催概要
[開催日]2025-09-23(火・祝)
[開催時間]12:00~20:00
[会場]加世田ゆめぴか本町通りおよびその周辺
[住所]鹿児島県南さつま市加世田本町
[アクセス情報]
鹿児島中央駅から
路線バス利用
鹿児島中央駅からは 鹿児島交通(旧・南国交通)バス を利用できます。
行き先:加世田バスターミナル行き
所要時間:約 90分
運行本数:おおむね1時間に1本程度
下車後は会場まで徒歩圏内(本町通り周辺)
バスターミナルから会場へ
フェスタ会場となる 加世田ゆめぴか本町通りは、加世田バスターミナルから徒歩10分程度です。
[主催]南さつまフェスタふるさと総踊り実行委員会
[関連ページ]
https://www.city.minamisatsuma.lg.jp/living/event/eventsonota/e031651.html
※詳細は公式ページをご確認ください。
鹿児島県南さつま市で毎年秋に開催される「南さつまフェスタふるさと総踊り」は、地元の人々にとって大切なふるさと行事であり、訪れる観光客にとっても特別な体験となるお祭りです。2025年は市制施行20周年を記念した節目の年でもあり、例年以上に盛大に開催されることが期待されています。開催日は秋分の日にあたる9月23日(火・祝)。会場は市内中心部の加世田ゆめぴか本町通り一帯で、朝から夜まで熱気に包まれます。
伝統文化と現代の融合
このイベントの大きな特徴は、古くから伝わる「南さつま音頭」や「おはら節」「はんや節」といった郷土の踊りが、市民や地域団体の手によって現代的にアレンジされつつ継承されている点です。老若男女を問わず、地元住民から高校生、商工会議所青年部、さらには県内外の参加者が一堂に会して踊る姿は、まさに地域の絆を象徴しています。踊り手の数は例年1,000人を超え、観客を巻き込みながら大通りを練り歩く光景は圧巻です。
多彩な催しと賑わい
総踊りだけでなく、見どころは一日を通して数多く用意されています。午前中からは音楽隊によるパレードや勇壮な大神輿の巡行、地域の子どもたちによるちびっこ神輿が行われ、家族連れで訪れても楽しめる内容になっています。沿道には数多くの屋台や露店が並び、地元ならではの郷土料理や季節の特産品を味わうことができます。観光で訪れる人にとっては、鹿児島の食文化に気軽に触れられる絶好の機会でもあります。
夜を彩る花火
夕暮れから夜にかけては祭りの雰囲気がさらに盛り上がり、フィナーレには約2,000発の花火が夜空を彩ります。南さつまの秋の澄んだ空気の中で眺める花火は、都会の花火大会とはまた異なる趣があります。踊りの熱気に包まれた一日の最後を締めくくる瞬間は、参加者・観客ともに忘れられない思い出となるでしょう。
地域に根差した魅力
このフェスタが長年にわたり市民に愛されてきた理由は、単なるイベントとしてではなく「ふるさとを再確認する場」として機能している点にあります。市内外から集まる人々が一体となり、伝統文化を体験し、食を楽しみ、笑顔を交わすことで、地域の温かさを再発見できるのです。観光客にとっても、ガイドブックには載りきらない地元の魅力を肌で感じられるまたとない機会になります。
「南さつまフェスタふるさと総踊り2025」は、踊りやパレード、花火といった華やかな要素に加え、地域の人々の思いと歴史が息づく祭りです。訪れた人は南さつまの豊かな自然と文化を背景に、温かい人情とにぎやかな雰囲気を同時に味わえます。秋の旅行を計画している方、鹿児島観光の思い出をさらに深めたい方に、ぜひおすすめしたいイベントです。
開催場所マップ