●開催概要
[開催日]2025-10-18(土)~2025-10-19(日)
[開催場所]
・天文館公園(メインステージ)
・センテラススクエア
・銀座通り
・二本松馬場通り
・その他、天文館エリア周辺の特設ステージ
[主催]一般社団法人 音楽の息づく街かごしま
[公式ページ]
https://www.kagoshimajazzfestival.com/
※最新情報・詳細は公式ページをご確認ください。
街全体がステージになる二日間
鹿児島の秋を代表する音楽イベント「鹿児島ジャズフェスティバル」が、2025年10月18日(土)と19日(日)の二日間にわたって開催されます。会場は鹿児島市の中心部・天文館エリア一帯。天文館公園をはじめ、センテラススクエア、銀座通り、二本松馬場通りなど、複数の特設ステージが街中に点在し、まるで街全体が一つの大きなステージに変わったかのような雰囲気を楽しめます。入場は全会場で無料。誰でも気軽に本格的なジャズ演奏を体験できる、開かれたフェスティバルです。
フェスティバルの成り立ちと特徴
このイベントは2017年にスタートしました。「オーセンティックなジャズ」を軸に据え、国内外で活躍するプロミュージシャンが鹿児島に集結。即興性に富んだパフォーマンスと、観客との距離が近いライブ感で人気を集めてきました。回を重ねるごとに動員数は増加し、近年では2日間で延べ6万7千人以上を記録するほどの規模に成長しています。
ジャズというと専門的で敷居が高いと思われがちですが、このフェスは初めてジャズに触れる人にも楽しめる工夫が満載です。青空の下で聴く軽快なスウィング、夕暮れに響くバラード、夜の街角で繰り広げられる熱いセッション──会場や時間帯によって雰囲気がガラリと変わるのも魅力の一つです。
街と音楽が一体になる二日間
「音楽の息づく街、鹿児島へ。」をコンセプトに掲げ、商店街や路地、広場を活用してステージが設けられます。買い物や観光の途中に立ち寄って演奏を楽しむ人、椅子に腰かけてじっくり聴き入る人、思わずリズムに合わせて体を揺らす人…。街を歩くと、あちこちから生演奏が聞こえてくる──そんな非日常の時間を誰もが共有できます。
参加アーティストと音楽体験
出演するのは、日本を代表するジャズプレイヤーから地元鹿児島のミュージシャンまで幅広い顔ぶれ。サックスやトランペット、ピアノ、ベース、ドラムなどによる多彩な編成が、クラシックなスタンダードからモダンジャズ、ボサノバやラテンまで幅広いジャンルを披露します。中には飛び入りのセッションや、その場限りのコラボレーションもあり、同じ曲でも会場や時間によって全く異なる表情を見せます。
アクセスと観光の楽しみ方
会場となる天文館エリアは鹿児島市電やバスの便が良く、県外から訪れる場合は鹿児島中央駅から路面電車で約10分。周辺には黒豚料理や薩摩郷土料理の名店、カフェ、温泉施設などもあり、フェスの合間に地元グルメや観光を楽しむこともできます。桜島を望むウォーターフロントや城山公園など、音楽とともに鹿児島らしい風景を満喫できるのも魅力です。
鹿児島ジャズフェスティバル2025は、音楽ファンはもちろん、ジャズに触れたことのない人にも新しい発見と感動を与えるイベントです。入場無料で街歩きと音楽を同時に楽しめる貴重な機会。10月の鹿児島で、街全体を包み込むジャズの響きに身を委ねてみてはいかがでしょうか。
開催場所マップ