●開催概要
[開催日]2026-09-27(日)
[会場]いちきアクアホール
[所在地]鹿児島県いちき串木野市湊町1丁目102番地
[アクセス]
▶電車でアクセスする場合
最寄り駅はJR鹿児島本線の市来駅です。市来駅からいちきアクアホールまでは約1.6kmで、徒歩では約22分が目安
▶車でアクセスする場合
南九州西回り自動車道の市来ICから約3.3km、車で約6分が目安です。施設には約80台分の駐車場があると案内されています。
[開催時間]
受付時間:8:30~9:30
競技開始:10:00
大会終了予定:15:30頃
[主催]有限会社ユニバーサルフィールド
[公式ページ]
https://universal-field.com/event/ichikikushikino-rogaining/
※開催内容、スケジュール、募集状況などは変更になる場合があります。参加前には必ず主催者の公式サイトで最新情報をご確認ください。
第5回いちき串木野ロゲイニング2026|地図を片手に、鹿児島・いちき串木野のまちを巡る一日
鹿児島県いちき串木野市を舞台に、まちを歩き、走りながらチェックポイントを巡る「第5回 いちき串木野ロゲイニング ~『おいしく、ひといき。』~」が、2026年9月27日(日)に開催されます。
一般的なマラソン大会のように、決められたコースをスタートからゴールまで走り続けるイベントとは少し違います。
ロゲイニングでは、スタート前に渡される地図を見ながら「どの場所から回るか」「時間内にどこまで行けるか」を自分たちで考えて行動します。
足の速さだけでなく、地図を読む力、ルートの選び方、残り時間の判断、チームでの相談といった要素が結果を左右するのが面白いところです。
今回の大会のスタート・ゴール会場は、いちき串木野市湊町にある「いちきアクアホール」。大会は2026年9月27日(日)に行われ、競技は10時からスタートする予定です。受付は8時30分から9時30分まで行われ、その後、競技説明や地図の配布、作戦を考える時間が設けられています。
そもそも「ロゲイニング」とは?
「ロゲイニング」と聞いても、まだ馴染みがないという人もいるかもしれません。
競技では、地図上に設定された複数のチェックポイントを制限時間内に巡り、それぞれの場所に付けられた得点の合計を競います。
すべてのチェックポイントを順番通りに回る必要はありません。
参加者自身が「まず近くのポイントをいくつか回ろう」「距離はあるけれど高得点の場所を狙ってみよう」と考えながら、自分たちなりのルートを組み立てていきます。
いちき串木野ロゲイニングでは、スタート前に得点が記載された地図とチェックポイント一覧が配布されます。ポイントごとに点数が異なり、難易度の高い場所ほど高い得点が設定されています。チェックポイントへ到着したら、そこを訪れた証明として自分を含めたチームの写真を撮影します。
つまり、ただ速く移動すれば良いという競技ではありません。
高得点のチェックポイントだけを狙えば、移動距離が長くなって時間を使ってしまうこともあります。反対に、近い場所だけを効率良く回って点数を積み重ねる作戦も考えられます。
地図を広げて相談している時間そのものも、ロゲイニングの楽しさのひとつでしょう。
「あっちに行ってみよう」
「このポイントまで行ったら戻る時間が足りないかもしれない」
「もう一か所だけ寄れそう」
そんな会話をしながら、知らない土地を少しずつ歩いていく。
観光だけでも、ランニングだけでもない独特の時間を味わえるイベントです。
5時間と2時間。自分に合った楽しみ方を選べる
第5回大会では、「5時間コース」と「2時間コース」の2種類が用意されています。
5時間コースにはチームの部とソロの部があり、より多くのチェックポイントを巡りたい人や、しっかり体を動かしたい人向けです。
一方、2時間コースにはチームの部とファミリーの部が設定されており、ロゲイニングが初めての人や、家族と一緒に参加してみたい人にも選びやすい内容となっています。
ロゲイニングという言葉から、本格的なアウトドア競技を想像する人もいるかもしれません。しかし今回の大会は、健康な方であれば年齢制限なく参加でき、各チームは1~5名で構成します。各コースの定員は50チームです。
ただし、2時間コースの「ファミリーの部」については、中学生以下の子ども1名以上と、保護者となる大人1名以上を含むチームという参加条件があります。
運動経験が豊富な人なら、5時間を使ってどこまで得点を伸ばせるか挑戦する。
家族なら、2時間の中で無理のない範囲を相談しながら歩く。
友人同士なら、ルート選びから競技終了後までをひとつの小旅行として楽しむ。
同じ大会でも、参加する人によって過ごし方がかなり変わりそうです。
この大会ならではの魅力は「まちそのもの」が競技フィールドになること
ロゲイニングの面白さは、競技場や専用コースの中だけで完結しないことにあります。
第5回大会の趣旨には、全国のランニング・ウォーキング愛好者に、冠岳をはじめとしたいちき串木野市の魅力を知ってもらい、交流人口の拡大を通じた地域活性化につなげることが掲げられています。
知らない土地を訪れたとき、普通なら有名な観光地や飲食店だけを目的地にして移動することが多いものです。
ところがロゲイニングでは、地図を読みながら自分の足でまちを移動します。
道路の雰囲気や町並み、ちょっとした坂道、遠くに見える景色など、「目的地と目的地の間」にある風景も自然と目に入ってきます。
車で通り過ぎていたら気付かなかった景色に足を止めたり、チェックポイントを探しているうちに「こんな場所があるんだ」と知ったりする。
その偶然性も、地域を舞台にしたロゲイニングならではの魅力です。
何より、スタート直前まで詳しいルートを自分で決められないところにゲームのような面白さがあります。
地図を受け取った瞬間から競技はすでに始まっている、と考えるとイメージしやすいかもしれません。
「あと少し」が大きな違いになる時間管理
ロゲイニングでは、チェックポイントをたくさん回ることだけに集中していると、思わぬ落とし穴があります。
それが「制限時間」です。
第5回いちき串木野ロゲイニングでは、制限時間を過ぎてゴールすると1分につき100点が減点され、10分以上遅れると失格となります。合計得点が同じ場合は、より早くゴールした人・チームが上位となるルールです。
そのため、終盤になるほど判断が難しくなります。
「あと一つチェックポイントを取ってから戻るか」
「ここで安全にゴールへ向かうか」
地図上では近く見えても、実際に歩いてみると坂道だったり、想像以上に時間がかかったりすることがあります。
体力だけでなく、引き返す決断も重要です。
また、自動車、自転車、電車、バス、タクシーなどを移動に利用すると失格となります。ベビーカー、車いす、電動カートについては利用可能とされています。
自分たちの足と判断を頼りにまちを巡るからこそ、ゴールしたときの達成感も大きくなりそうです。
チェックポイントでは「写真撮影」も忘れずに
参加時に覚えておきたいのが、カメラの準備です。
大会ではチェックポイントを訪れた証明として写真撮影を行うため、カメラ機能付きの携帯電話またはデジタルカメラが必要です。チーム参加の場合は、チームで1台あればよいと案内されています。
この仕組みも、ロゲイニングを楽しむうえで面白いポイントです。
走った距離や得点だけではなく、その日に訪れた場所が写真として残ります。
大会が終わったあとに写真を見返すと、「ここで道を迷った」「この辺りで作戦を変えた」「最後はかなり急いだ」など、その日の出来事まで思い出せるかもしれません。
特に家族や友人同士で参加する場合は、競技そのものが一日の思い出として残りやすいでしょう。
競技の合間に感じたい、いちき串木野の「食のまち」
大会名には「おいしく、ひといき。」という言葉が添えられています。
いちき串木野市は、食にまつわる地域色が豊かなまちです。
市は「つけあげ(さつまあげ)発祥の地」として情報発信しており、市内には現在も複数のつけあげ製造事業者があります。
さらに、串木野といえばまぐろも地域を語るうえで外せない存在です。市内の物産施設などでは、まぐろや水産加工品、さつまあげなど、地域ならではの商品を扱っています。
ロゲイニングを目的にいちき串木野を訪れたなら、大会だけで帰るのではなく、時間に余裕を持って地域の味にも触れてみると、一日の印象がさらに深くなるでしょう。
なお、大会中の食事や買い物については参加料金とは別に自己負担となります。
「走ったあとだからこそ、いつも以上においしい」
そんな食事も、地域を巡るスポーツイベントの楽しみのひとつです。
海の景色が好きなら、少し寄り道してみるのも
いちき串木野市には海沿いの景色もあります。
例えば照島海岸は、東シナ海に面し、吹上浜県立自然公園の北端に位置する海岸です。白い砂浜と松林が続く風景が特徴で、鹿児島県の観光情報でも景勝地として紹介されています。
大会では競技時間が決まっているため、競技中に観光目的で遠回りをするのはおすすめできませんが、前後の時間に余裕があれば、こうした地域の景色を楽しむのも良さそうです。
スポーツ大会への参加をきっかけに、今まで知らなかった町を一つ知る。
ロゲイニングには、そんな小さな旅の入口としての魅力もあります。
速さだけでは決まらない。だからこそ面白い
5時間走り続けられる人が必ず勝つわけでもなく、地図を読むのが得意だから必ず上位に入れるわけでもない。
ロゲイニングには、いろいろな力が必要です。
脚力のある人。
地図を見るのが得意な人。
時間配分が得意な人。
冷静に「ここは諦めよう」と判断できる人。
チームなら、それぞれの得意分野を組み合わせる楽しさがあります。
そして順位を狙わない参加者にとっては、「制限時間の中でどれだけ面白い場所を巡れるか」という遊び方もできます。
知らない町を、地図を片手に歩く。
途中で立ち止まって作戦を考える。
目的のポイントが見つかったときには、みんなで写真を撮る。
疲れたら少し休み、残り時間を確認して再び歩き出す。
目的地だけを効率よく巡る普段の観光とは違い、まちの中を右へ左へと動くからこそ出会える風景があります。
2026年の秋、いちき串木野を「自分の足」で巡ってみては
観光地を訪ねる方法はいろいろあります。
車で名所を巡るのもいいですし、目的の店を決めて食事を楽しむのも旅の楽しみです。
一方、地図を渡され、「好きなルートで巡ってください」と言われる機会は、日常生活ではそう多くありません。
第5回いちき串木野ロゲイニングは、スポーツでありながら、まち歩きでもあり、ちょっとした冒険でもあります。
本格的に得点を狙いたい人は5時間コースへ。
初めてロゲイニングに触れる人や、親子で楽しみたい人は2時間コースへ。
参加する目的は違っても、ゴールする頃には、スタートしたときよりも少しいちき串木野のことを知っているはずです。
2026年9月27日。
秋の一日を使って、地図の中だけでは分からない鹿児島・いちき串木野の風景を、自分の足で探してみてはいかがでしょうか。
開催場所マップ